一般発売のチケットってどうなのかな…?
実際に一般発売のチケットで入ったことがあるから紹介するね!
コンサートの一般発売チケット。
ファンクラブに入っていない、ファンクラブ先行が終わった後に行きたくなった、ファンクラブ先行に落選した、行く公演を増やしたい、などなど、さまざまな理由で一般発売のチケットを検討されている方がいらっしゃるかと思います。
気になるのが、一般発売とFCチケットの違いや、一般発売の席はどのあたりか?ということではないでしょうか。
また、一般発売のチケットを取ったものの、どのような座席になるか不安、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、筆者がドーム公演に一般発売チケットで実際に入った座席とその見え方について紹介します。
※今回の記事は2022-2023年のHey!Say!JUMP 15周年ツアーの際の一般チケットでのレポートです。
主催・公演により、一般発売の形式、座席等は異なりますので、あくまで一つの参考としてご覧いただければと思います。
一般発売のチケットとは?
ファンクラブに入っていなくても、誰でも購入することが可能なチケットです。
15周年ツアーの場合、チケットぴあのシステムを利用したインターネットでの先着販売でした。(チケットぴあの会員登録不要)
同事務所の一般発売は近年同システムのものが多いように思います。
先着順なので、瞬殺でなくなってしまうこともありますが、数日後に復活して販売していることもあります。
実際、私も発売日から1週間以上経ってから復活分を購入したことがあります!
FCチケットとの違い
一般発売で購入できるチケットは、ファンクラブでのチケット(FCチケット)と以下の点で違いがあります。
チケット価格の違い
15周年ツアーの場合、FCチケットは9000円(税込)に対し、一般発売のチケットは9500円(税込)でした。
また、FCチケットでは手数料が申込1回あたり800円(クレジットカード決済の場合)だったのに対し、一般発売ではシステム利用料220円×枚数、発券手数料110円×枚数、決済手数料220円という違いもありました。
チケット代金と手数料を合計すると、購入枚数により以下の価格差が生じます。
購入枚数が1枚の場合、FCチケットは9800円、一般発売チケットは10050円→250円差。
購入枚数が2枚の場合、1枚当たり、FCチケットでは9400円、一般発売チケットは9940円→540円差。
いずれにしても、FCチケットの方がチケット価格は安くなります(ファンクラブ年会費を含めていないので、考え方次第ではありますが)。
電子チケットか紙チケットか
一般発売の場合、コンビニで支払いを終えると、紙の当日引き換え券が渡されました。
15周年ツアーの場合、ゲート、入場時間の表記がありました。
当日まで席が分からない点は同じですが、FCチケットは電子チケットが表示される公演数日前まで入場ゲートが分からないのに対し、一般発売チケットでは、発券時点でゲートが分かります。
一般発売の席はどのあたり?
多くはいわゆる「天井席」と呼ばれる上の方の席です。
また、「天井席」よりは下の方で、ステージ真横で見切れが生じる席の場合もあるようです。この場合は、近い部分は近いものの、見えない場面がある、というような状態です。もちろん天井席の見切れ席、ということもあります。
15周年ツアーにて、一般発売チケットで2公演入ったので、具体的な座席と見え方をレポートしたいと思います。
バンテリンドームナゴヤ
座席は5階席78通路58列470番台でした(入場は7ゲート)。(余談ですが、前日にFCチケットで5階席75通路56列310番台に入りました。)
一番後ろは61列なので、後ろから4列目の席です。
最初に席に着いた感想は高い…!でした。
3塁側の端から2,3席くらいの席で、メインステージをほぼ真横に観る座席でした。
センターステージ上のモニター、センターステージ横のモニターは真横すぎて見えなかったので、見られない演出もありました。
一方で、真横ならではの楽しみもありました。
開演前にステージ奥から掛け声らしきものが聞こえたり、正面からは見えないスタンバイしている状態のメンバーの様子が見えたり、ダンス中に真横を向いた状態での表情やメンバー間のアイコンタクトが見えたり…!
前日に見切れのない状態で観ていたので、違う角度で観られた楽しさがありました。
京セラドーム大阪
座席は3塁側56通路スタンド上段14列60番台でした(入場は10ゲート)。
スタンドの最後列でした。
センターステージをほぼ真正面に観られる座席で、公演中に一度も見切れるということはありませんでした。
高さがあって、前の人とも被らないので、視界を遮るものがなく、全体をずっと観ていられる席でした。
12倍の防振双眼鏡を使用することで、一番距離のあるセンターステージでのパフォーマンスも良く観えました。
肉眼では豆粒ですが…笑
ファンサ重視の方には向きませんが、良く観えることを重視する人にはとても良い席だったように思います。
双眼鏡を使って推しを見失うことなく追い続けることもできますし、お客さんのペンライトも含めた会場全体の光の演出の豊かさを堪能することもできます。
12倍の防振双眼鏡についてはこちらの記事でも紹介しています。
双眼鏡はレンタルもできます!
また一般発売を利用したいか?
実際に一般発売のチケットでドーム公演に入ってみて感じたことは、本当に後ろの方の席なんだなぁということでした。(当たり前だろうと怒られるかもしれませんが笑)
ただ、12倍防振双眼鏡を持っていると、意外と遠すぎて見えない、小さすぎて見えない、という思いをほとんどしないことも同時にわかりました。
また、前後の座席の段差が大きいので、周囲が視界の妨げになることはほぼないと思われます。
複数公演行くことができるスケジュールを確保することができるのであれば、1,2公演なら一般発売の席でも良いかも、というのが私個人としての感想です。
これは、私ができるだけ長く(双眼鏡でも良いので)自担を追いかけて観ていたいタイプというのが大いに影響している感想なのですが、特に上記の京セラドームの座席はこれまでドーム公演で入ったことのある座席の中でも上位に来る満足度の高さでした。
一口に天井席と言っても、どの位置になるかは未知数。
特にセンターステージを正面に観られる視界良好な天井席には、また入ってみたいものです。
一般発売の席をおすすめできる方
上記の経験を踏まえて、ドーム公演の一般発売の席も悪くないよ、とおすすめできるのは以下のような方です。
- 高いところが平気な方
最後列に近いということはもちろん高いところになります。
一般発売でなくても、高いところになってしまうことはありますが、最初から高確率で高いところになることが分かっているので、高いところが苦手な方は避けた方が良いと思います。 - 肉眼にこだわらない方
ドームの天井席は、やはり肉眼で見るには遠いです。また、過去に8倍双眼鏡で天井席に入ったことがありますが、物足りなさを感じました(その時は東京ドームだったので、純粋に比較できませんが…)。
倍率高めの双眼鏡があると、天井席でも良く観えて楽しいのではないかと思います。また、双眼鏡はレンタルするという手もあります! - ファンサがなくても楽しめる方
上の方全体に向かって手を振ってくれるメンバーや、最後列でもご友人とペンライトを使ってハートを描くなどのアピールで気づいてもらって反応をもらっている方もいたので全くないとは言い切れませんが、やはり遠いので…。
まとめ
ドーム公演の一般発売のチケットについて実際に入った席情報を交えてご紹介してきました。
一般発売の席は、天井席であることが多いですが、その席ならではの楽しみ方があります。
本記事のレポートが参考になれば幸いです。
楽しいコンサートになりますように!!