推し活をしていると、推しの色の物が欲しい場面も多いのではないでしょうか。
私自身、推しの色のアイテムを見かけるとつい手に取ってしまいがちです。
また、複数同じアイテムを持っているときに、推しの色にしてみたいなと思う場面もあります。
染色してみたいけど、場所や道具の準備が大変そう
初めてやってみたけど、意外と簡単に染色できたよ!
今回は、染色初心者の筆者が、「みや古染 コールダイオール」を使用して、初めてトートバッグを染めてみた体験をご紹介します。
今回は「パールピンク」を使用しました。
この記事はこんな方におすすめ!
- 自分で好きな色に手持ちのものを染めてみたい
- 染め物を初めてやるので準備が不安
- 染色後の色のイメージを知りたい
用意した物
- 染めたいもの(今回は綿100%のトートバッグを用意)
- みやこ染コールダイオール パールピンク 10g + 色止剤ミカノール10ml セット
- 食塩 30g
- 熱湯 250ml
- ぬるま湯 3.5L
- ゴム手袋
- ジップロック
- 段ボール
- 菜箸
- ビニール袋
- 台所用中中性洗剤
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事前準備
染め始める前に、作った染め液を入れて、トートバックを染めるための容器を準備しました。
バケツやボウルなどの大型容器を準備するケースもあるようなのですが、1回きりになるかもしれない染色のためにバケツを用意するのも後々邪魔になるのでは?
染色に使用したボウルをその後料理などに使用しない方が良いならあまり用意したくないな…と悩んだところ、素敵な記事を発見しました!
こちらを参考に、段ボールとビニール袋で染め液を入れる容器を作りました。
染め方
購入した「みやこ染 コールダイオール」に添付されていた説明書に従って、以下の順で染色しました。
- トートバッグを水でぬらす
- 染料を溶かす
- 染め液を作る
- トートバッグを入れ、30分染める
- 水で軽くすすいだ後、洗剤で洗う、水ですすぐ
- 色止剤で処理する
- 陰干しする
1つずつ順番にみていきましょう!
トートバッグを水でぬらす
中々水がしみ込みづらいトートバッグだったのですが、全体がしっかり湿るように水でぬらしました。
染料を溶かす
熱湯250mlに染料10gを入れて染料を溶かします。
耐熱温度を確認した上で、ジップロック内で溶かしました(火傷注意!)
上手く安定させた状態にしないと火傷的な意味でも、こぼして回りを染めてしまうという意味でもW危険なので、あまりお勧めはしません…。
説明書だと、500ml程度の耐熱容器に入れて菜箸でよく溶かすように記載されていました!
染め液をつくる
予め作っていた段ボール容器にぬるま湯を入れます。
給湯器の設定を40℃にして、約3.5Lのぬるま湯を入れました。
そこに染料を溶かしたものを入れ、塩30gを入れて混ぜます!かなり濃い色をしています!
トートバッグを入れ、30分染める

トートバッグを入れた時の様子です。
手で上下左右に動かし続けるとムラになりにくいということで、写真のように手で30分動かし続けていました。
なお、この作業は台所の流しで行っています。
ぬるま湯がじんわりと温かいので、暑い季節にやると結構汗をかきます!笑
水で軽くすすいだ後、洗剤で洗う、水ですすぐ

30分染めた後、染め液を流して、水で軽くすすぎます。
その後、台所用中性洗剤で洗いました。
色止剤で処理する
色止剤の処理は、染め上がりを見てからでも良いようです(染め上がりを見て、再度染めるケースなどもあるため)。
私の場合、今回は10gの染料のみを購入していて、出来上がりの色に関わらずこれ以上染めないことが決まっていたため、このタイミングで色止剤を使いました。
ぬるま湯を再び段ボール容器に用意して、色止剤約5mlを入れて、染め後のトートバッグを漬けます。
再び手で動かし続けること20分…
20分経過したところで、再度水でよくすすぎました。
ここまで終わった状態でこのような色。動かし続けたかいあって、ムラはなさそう!

陰干し
陰干しして完成です!

初心者でもムラなく染めることができました!
前後の色比較がこちら。
左側が染める前のトートバッグの色、右側が染めた後の色です。

感想
良かった点
- ムラなく染められた
- 特に周囲を汚すことなく染色できた
- 段ボールで染め液を入れる容器の代替ができて楽だった
- 自分で染めたということで出来上がり品に愛着がわいた
- 染色作業自体が楽しかった
難しかった点
- どのような色になるかイメージしづらかった
(自分で初めて染めたので愛着がわいたので良いのですが、想像の色味とはやや異なった)
意外と簡単にできて満足感もあったので、また是非やってみたいと思いました!
染め物が気になっている方の参考になれば幸いです。